【1月27日 AFP】パキスタン北西部カイバル・パクトゥンクワ(Khyber Pakhtunkhwa)州のハングー(Hangu)で26日、子どもたちが遊んでいた手りゅう弾が爆発し、6人が死亡、1人が負傷した。

 現地警察によれば、7~12歳の子どもたちが、家の近所で見つけた手りゅう弾を触って野外で遊んでいたところ爆発が起きた。全員、イスラム武装勢力「パキスタンのタリバン運動(Tehreek-e-Taliban PakistanTTP)」の活動が活発なアフガニスタン国境の部族地域、オラクザイ地区(Orakzai Agency)から最近引っ越してきた一家の子どもとの情報がある。

 ハングーもたびたび、武装勢力の標的となっており、今月初めには自身を犠牲にして自爆犯の攻撃から同級生の命を守った少年が死亡している。

「パキスタンのタリバン運動」は、現政権に米国との同盟関係を解消させることとイスラム法(シャリーア、Sharia)の導入を求め07年以降、反政府活動を活発化させている。(c)AFP