「警察の建物などに近づくな」、カイロ連続爆弾攻撃の犯行声明
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【1月25日 AFP】エジプトの首都カイロ(Cairo)市内の4か所で24日朝に計6人が死亡した爆弾攻撃について、国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)系のイスラム過激派組織「エルサレムの支援者(アンサル・ベイト・アルマクディス、Ansar Beit al-Maqdis)」が25日、犯行声明を出した。
イスラム系の民兵が利用するウェブサイト上で公開された声明で同組織は、遠隔操作によって警察本部前で自動車爆弾を爆発させたほか、カイロ市内の別の3か所で爆弾を爆発させたと述べた。また、イスラム教徒を傷つけたくないとして、治安当局や警察の建物などに近づかないよう呼び掛けた。
「エルサレムの支援者」は、昨年7月にムハンマド・モルシ(Mohamed Morsi)前大統領が軍によって解任された後に、国内各地で多数の死者を出している複数の爆発事件についても犯行声明を出している。(c)AFP