大画面スマホ「ファブレット」、今後数年で人気急増の見通し
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【1月23日 AFP】「ファブレット(Phablets)」と呼ばれるタブレットサイズのディスプレーを搭載したスマートフォン(多機能携帯電話)の売り上げが、今後、モバイル機器でゲームやビデオを楽しむ人の増加とともに急増する見通しだ。
ファブレットは、スマートフォンとタブレット端末の中間に位置付けられる端末で「phone」と「tablet」を組み合わせた造語だ。一般的に、5.6インチ以上のディスプレーを搭載するスマートフォンを指す。
英調査会社ジュニパー・リサーチ(Juniper Research)は21日、ファブレットの出荷台数が18年までには1億2000万台を超えるとの見通しを示した。2013年の推計出荷台数は2000万台だった。ファブレトの主要なターゲットについては、オンラインコンテンツを高画質で楽しみたい韓国や中国のゲーマーになると見ている。
ジュニパーはまた、米アップル(Apple)が大画面のiPhoneを投入しない限り、米グーグル(Google)の携帯向け基本ソフト(OS)アンドロイド(Android)、もしくは米マイクロソフト(Microsoft)のOS「ウインドウズ(Windows)」のいずれかを搭載した機種がファブレット市場を席巻するだろうと予想している。(c)AFP