レバノンで自爆攻撃、アルカイダ系シリア組織支部が犯行声明
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【1月21日 AFP】レバノンの首都ベイルート(Beirut)で21日、自動車爆弾による自爆とみられる爆発が発生し、4人が死亡、35人が負傷した。この爆発に関して同日、国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)系組織で隣国シリアを拠点とするアルヌスラ戦線(Al-Nusra Front)のレバノン支部とみられるグループが、犯行声明を発表した。
爆発はベイルート南部ハレト・フレイク(Haret Hreik)地区の人通りの多い商店街で起きた。国営メディアによると、現場には自爆した人物とみられる遺体の一部が散乱していた。
マイクロブログのツイッター(Twitter)に投稿された犯行声明は「全能の神の力添えにより、イランの政党(ヒズボラを指す)が実行した大虐殺に報復した…(ベイルート)南部郊外での殉死作戦をもって」と述べている。
レバノンではイスラム教シーア(Shiite)派原理主義組織ヒズボラ(Hezbollah)の拠点を狙った攻撃がこのところ頻発している。(c)AFP