国連、シリア和平会議へのイラン招待を撤回
このニュースをシェア
【1月21日 AFP】(一部更新)国連(UN)は20日、イランがシリアでの内戦終結に向けた移行政府樹立を受け入れない意向を表明したことを理由に、スイスで22日に開かれるシリア和平会議「ジュネーブ2(Geneva 2)」への招待を取り消すと発表した。
国連のマーティン・ネシルキー(Martin Nesirky)報道官によると、関係各国が達した「ジュネーブ合意」を拒否する声明をイランが発表したことについて、潘基文(バン・キムン、Ban Ki-moon)事務総長は「深く失望している」という。
シリア政権の主要な支援国であるイランの会議への招待に反発し、参加撤回を示唆していたシリア反体制派の統一組織「シリア国民連合(Syrian National Coalition、SNC)」は、国連の発表を歓迎し、参加の意向を表明する声明を発表した。(c)AFP