【1月19日 AFP】19日に行われた全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2014)の女子シングルス4回戦で、アナ・イワノビッチ(Ana Ivanovic、セルビア)にまさかの敗戦を喫した大会第1シードのセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)が試合後、腰を痛めて棄権を考えるような状態だったことを明かした。

 セレーナは強い薬を打ち、そのせいで思うように体が動かなかったと語ったが、それが敗戦の原因だという見方は否定した。

 イワノビッチに6-4、3-6、3-6で敗れ、番狂わせを許したセレーナは、「もしかしたら肉体的にはベストではなかったかもしれないけど、それはまったく関係ない」とコメントした。

「アナが本当に良い試合をしたというだけだと思う。彼女は勝つべくして勝った」

 腰の状態についてセレーナは詳しく語らなかったが、影響は数日前から続いており、ダニエラ・ハンチュコバ(Daniela Hantuchova、スロバキア)に勝利した3回戦では棄権する一歩手前だったという。

「棄権する寸前だった。そんな状態で戦ってたの。多分、そうするべきだったんだと思う」

「ルールの範囲内でできる限り強い薬を打っていたけど、体がうまくそれに対応できなかった。そんなことは今までなかったから」

「だからここ何日かは、なんとなく体がだるいのが続いていた」

(c)AFP