血糖値を管理するコンタクトレンズ、米グーグルが試験開発中
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【1月17日 AFP】米グーグル(Google)が糖尿病患者の血糖値管理に役立つコンタクトレンズを開発している。プロジェクト共同創設者が16日、ブログで発表した。
プロジェクト共同創設者のブライアン・オティス(Brian Otis)氏とババク・パルビス(Babak Parviz)氏はブログで「涙に含まれるブドウ糖の量を測定するスマート・コンタクトレンズの試験を行っている」とプロジェクトについて明らかにした。
このコンタクトレンズには、2層のソフトレンズ素材の間に小型の無線チップと小型化したブドウ糖センサーを埋め込んである。試作品が臨床試験中で、すでに米食品医薬品局(Food and Drug Administration、FDA)との話し合いも始まっている。プロジェクトはまだ初期段階にあり、レンズの製品化に協力するパートナーを探しているところだという。
ブログによると、グーグルの研究機関「Google X」で試験中の試作品は、約1秒間に1回ブドウ糖の量を測定する。また開発チームは、血糖値が上限や下限を超えた際に警告を発する小型の照明をレンズに組み込むことも検討しているという。(c)AFP