ヘリ「硬着陸」で1人死亡、米軍の事故相次ぐ
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【1月17日 AFP】米ジョージア(Georgia)州の米軍基地で15日夜、米軍の「MH60ブラックホーク(MH-60 Blackhawk)」ヘリコプターがハードランディング(硬着陸)し、特殊部隊の兵士1人が死亡、2人が負傷した。米軍が16日、発表した。
米軍のヘリコプター事故はこの一週間で3件目で、軍が事故の原因を調べている。
米ジョージア州にあるハンター陸軍飛行場(Hunter Army Airfield)で現地時間15日午後11時24分ごろ、「通常訓練」を行っていたヘリコプターが地面に激突した。
乗っていたのは第160特殊作戦航空連隊(160th Special Operations Aviation Regiment)の隊員。夜間の作戦に特化した部隊であることから「ナイトストーカーズ(Night Stalkers)」と呼ばれている。
米軍は声明で「事故でナイトストーカー1人が死亡し、2人が負傷した。負傷者は地元の病院で治療を受けている」と発表した。
先週には、英国で米空軍のブラックホーク派生型「HH60Gペーブホーク(HH-60G Pave Hawk)」ヘリコプターが墜落し、乗員4人が死亡する事故が発生。また8日には、米バージニア(Virginia)州沖で米海軍の「MH53シードラゴン(MH-53 Sea Dragon)」ヘリが墜落して3人が死亡する事故が起きた。
米当局者は、さらに多くの米軍ヘリの飛行に関連するような安全の問題が存在する兆候は確認されていないと述べている。(c)AFP