仏女優、「大統領と不倫」報道の芸能誌を提訴
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【1月17日 AFP】フランスの女優ジュリー・ガイエ(Julie Gayet)さん(41)が、自身とフランソワ・オランド(Francois Hollande)大統領(59)との「不倫」を報じた仏芸能週刊誌「クローザー(Closer)」を相手取り、訴訟の手続きを進めていることが分かった。同誌の広報担当者が16日、AFPに明らかにした。
ガイエさんは、パリ(Paris)の大統領府エリゼ宮(Elysee Palace)近くの貸しアパートに密会のため別々に到着するガイエさんとオランド氏を撮影した写真を同誌が掲載したことをめぐり、5万ユーロ(約710万円)の損害賠償と4000ユーロ(約57万円)の訴訟費用の支払いを求めているという。
一方のオランド氏は、プライバシーの侵害として同誌の報道を強く批判しながらも、自身は法的措置に踏み切る考えはないとしていた。
この騒動を受けて、オランド氏の事実婚パートナーでファーストレディー(大統領夫人)の立場にあるバレリー・トリルベレール(Valerie Trierweiler)さん(48)の健康状態を懸念する声が高まっている。トリルベレールさんは、クローザー誌が同氏とガイエさんの関係を暴露した10日から、パリ市内のピティエサルペトリエール(Pitie-Salpetriere)病院に入院している。
さらに、2人に近い筋が、オランド氏がトリルベレールさんの見舞いに一度も訪れていないことを明かしたことで、同氏が2人の事実婚関係に終止符を打とうとしているのではという臆測が強まっている。(c)AFP