J・ビーバーさん宅から麻薬押収、「卵攻撃」めぐる家宅捜索で
このニュースをシェア
【1月15日 AFP】(一部更新)米ロサンゼルス(Los Angeles)近郊にあるカナダ出身の人気アイドル歌手ジャスティン・ビーバー(Justin Bieber)さんの自宅で14日、警察の家宅捜索により違法薬物が見つかり、ビーバーさんの友人が身柄を拘束された。当局が発表した。
ロサンゼルス郡保安官事務所(Los Angeles Sheriff's Office)のデイブ・トンプソン(Dave Thompson)氏によると、地元警察はこの日、破壊行為の疑いでロサンゼルス郡カラバサス(Calabasas)の高級住宅街にあるビーバーさんの自宅の家宅捜索を行っていた。
ビーバーさんは隣人の住宅に卵を投げつけて最大2万ドル(約209万円)相当の損害を与えた「重大犯罪」の疑いがかけられており、十数人の刑事が同日早朝から、広大なジャスティンさんの邸宅を捜索していた。
トンプソン氏によると、発見された麻薬は「目に付く場所」に置かれていた。家宅捜索が行われた当時、ビーバーさんは自宅内にいたが、麻薬押収には「関与していない」という。
トンプソン氏は当初、押収された麻薬はコカインであると述べていたが、保安官事務所側は後にこの発言を撤回。「規制薬物の一種だが、コカインかどうかは検査の結果が出るまで分からない」とした。
同保安官事務所の別の関係者は、地元紙ロサンゼルス・タイムズ(Los Angeles Times)に対し、押収されたのはエクスタシーの一種の可能性があると語っている。
芸能情報サイト「TMZ」によると、身柄を拘束されたのはビーバーさんと親しいラップ歌手のリル・ザ(Lil Za)容疑者だという。
一方、破壊行為に関する捜査はその後も続けられており、ビーバーさんは「身柄を拘束されてはいないが、嫌疑が晴れたわけでもない」という。(c)AFP