【1月14日 AFP】米上下両院の代表者らは13日夜、同日までにまとめた約1兆ドル(約103兆円)規模の2014年度の包括的な歳出法案を公開した。これにより、少なくとも10月まで政府機関の再度閉鎖の危機は回避された。

 発表された歳出法案の規模は1兆0120億ドル(約105兆円)で、2014会計年度が終わる9月30日までの、社会福祉と海外での軍事作戦経費以外の、各連邦機関の政策経費などが盛り込まれている。

 昨年10月には暫定予算案をめぐり、民主党と共和党が、それぞれ主導権を握る上院と下院で互いに譲らず、政府機関が16日間閉鎖する事態を招いた。

 財政危機を回避するために組まれた暫定予算は15日で期限切れとなる。(c)AFP