世界60都市で「ノーパンツ」デー開催、南米や中国でも
このニュースをシェア
【1月13日 AFP】上半身は普通の冬服だが下半身はズボンやスカートをはかずに下着1枚で電車に乗る米ニューヨーク(New York)発祥のびっくりイベント「No Pants Subway Ride(パンツなしで地下鉄に乗ろう)」が12日、世界60都市で同時開催され、乗り合わせた人々に笑いや当惑のひとときを提供した。
同イベントは、ニューヨークを拠点に公共の場でのおふざけイベントを企画する集団「インプロブエブリウェア(Improv Everywhere)」が2002年にわずか7人で始めたもの。ルールは簡単で、あらかじめ決められた日時に公共交通機関の特定の路線を下着姿で利用し、周りの人々を驚かせたり笑わせたりするというだけだが、参加者は「通常通り」に振る舞い、真顔を保たなければならない。
「本場」ニューヨークでは、3か月の赤ちゃんから71歳の高齢者まで3000人以上が参加。12年前にイベントを立ち上げたメンバーの1人、チャーリー・トッドさんは参加者に対し、「もし誰かにズボンをはいていないことを指摘されたら、単に忘れたと答える。寒いよ、運が悪かった、と言うんだ」とアドバイスした。(c)AFP/Brigitte DUSSEAU