イスラエルのシャロン元首相死去、85歳 評価分かれる
発信地:エルサレム/中東・アフリカ
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中東・北アフリカ
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【1月11日 AFP】(一部更新)8年前から昏睡(こんすい)状態にあったイスラエルのアリエル・シャロン(Ariel Sharon)元首相が11日、入院先のテルアビブ(Tel Aviv)近郊の病院で死去した。85歳だった。イスラエルでは死を悼む声が優勢だが、パレスチナ人は同氏への嫌悪感を改めてあらわにした。
シャロン氏の息子ジラッド(Gilad)さんは、テル・ハショメール(Tel Hashomer)のシバ医療センター(Sheba Medical Centre)で記者団に対し、「父は亡くなった」と語った。
シャロン氏は2006年1月4日に重度の脳卒中で倒れて以来昏睡状態に陥り、今月1日に手術後に発症した深刻な腎臓障害で容体が急変。シバ医療センターの関係者によると、同氏は11日午後2時(日本時間同9時)ごろ、心不全のため死亡したという。
首相府によると、シャロン氏の遺体は12日にエルサレム(Jerusalem)の国会(クネセト、Knesset)議事堂に安置され、一般に公開される。13日午前に国会議事堂で追悼式が行われ、午後には軍の儀礼に従い、南部ネゲブ(Negev)砂漠にある同氏の農場に埋葬される予定という。