お騒がせのトロント市長、マリフアナの非犯罪化を訴える
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【1月11日 AFP】カナダ最大の都市トロント(Toronto)のロブ・フォード(Rob Ford)市長が9日、米国のラジオ番組でマリフアナの非犯罪化を訴えた。カナダの地元メディアが報じた。
かつてマリフアナを愛用し、ジョイント(紙巻きにしたマリフアナ)を使用して米フロリダ(Florida)州の警察に捕まった経験もあるフォード市長は、米ワシントンD.C.(Washington D.C.)を中心に放送されているラジオ番組で、「カナダではこの数年間、この問題が議論に上がっている」と話した。
「病気の人々は医療用マリフアナを利用しているが、(連邦政府は)合法化もしくは非犯罪化しようとしない。政府が変わらないならば、病気の人たちが今後も(マリフアナを)使い続けられるとは思えない」
フォード市長はさらに、「なぜ、せめてマリフアナを非犯罪化して歳入を得ようとしないのか」と述べ、マリフアナが禁止されている現状に疑問を呈した。