【1月10日 AFP】(一部更新)米宇宙企業オービタル・サイエンシズ(Orbital Sciences)は9日、無人補給機「シグナス(Cygnus)」の打ち上げに成功した。同社にとって初の国際宇宙ステーション(International Space StationISS)への定期補給ミッションとなる。

 米航空宇宙局(NASA)のテレビ映像によると、シグナスを搭載したアンタレス(Antares)ロケットは現地時間午後1時7分(日本時間10日午前3時7分)、米バージニア(Virginia)州ワロップス島(Wallops Island)から打ち上げられ、打ち上げ10分後に予定通りロケットの2段目から切り離された。

 シグナスは12日にISSとドッキングする予定で、民間企業の補給機がISSにドッキングするのは5回目となる。民間の補給機として初めてISSにドッキングしたのは、米民間宇宙開発ベンチャー、スペースX(SpaceX)の無人補給機「ドラゴン(Dragon)」で、2012年5月のことだった。