【1月8日 AFP】記録的な寒波に見舞われている米国で、ケンタッキー(Kentucky)州の刑務所から脱走した受刑者があまりの寒さに、脱走からわずか1日で「刑務所に戻してほしい」と出頭した。

 ケンタッキー州レキシントン(Lexington)の警察当局によると、ブッラクバーン(Blackburn)刑務所から5日に脱走したロバート・ビック(Robert Vick)受刑者(42)は翌6日、レキシントンの「サンセットモーテル(Sunset Motel)」に現れ、警察に通報するよう求めた。

 ビック受刑者は、あまりに寒いので刑務所に帰りたいと語ったという。当日の気温は氷点下20度まで下がっていた。冷え切っていたビック受刑者は数時間、医療監視下に置かれた後、刑務所に戻されたという。(c)AFP