トヨタ、15年に米国で燃料電池車を発売
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【1月7日 AFP】トヨタ自動車(Toyota Motors)は6日、米国で2015年に燃料電池車を発売する計画を発表した。
米国トヨタ自動車販売(Toyota Motor Sales)のボブ・カーター(Bob Carter)副社長が明かしたところによると、最初にカリフォルニア(California)州で販売を開始する。並行して、同州内の主要地域に水素燃料ステーションを設置する取り組みにも参画する。
米ラスベガス(Las Vegas)で開催中の「国際コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(International Consumer Electronics Show、CES)」で今回発表された自動車の車名はまだ決まっていないものの、電気駆動で温室効果ガスを一切排出しない、4ドアセダンの自動車になる予定。1回3~5分で済む燃料補給で約480キロの走行が可能だという。
トヨタは昨年の東京モーターショー(Tokyo Motor Show)ですでにこの自動車の試作品を公開していたが、今回は米国市場での販売戦略について詳細まで踏み込んだ発表となった。
さらにカーター副社長は、現在カリフォルニア州に10か所が設置されている水素燃料ステーションを2015年までに30か所へと増設する計画を、カリフォルニア州当局との協力で進めていることも明かした。同州内に100か所前後を設置することが目標。また日本での燃料電池車の販売も同時期に開始する計画だとしている。(c)AFP