【1月6日 Relaxnews】レストランのテーブルにエアーシューター(気送管)で料理が運搬される──これは未来を舞台にしたテレビ番組「フューチュラマ(Futurama)」 のワンシーンのように見えるかもしれないが、ニュージーランドのある野心的な店には実際に存在している。

 クライストチャーチ(Christchurch)にある「C1レストラン(C1 restaurant)」店内には、キッチンから客のテーブルへと料理を運ぶエアーシューターが設置されており、店自慢のミニバーガーとフライドポテトの入ったカプセルがこの管を通って客の前に届けられる。

 ただ全システムの設置作業は完成していない。それにエアーシューターで店内の空間が埋め尽くされてしまうという状態を避けるためにも、最終的には床下にシステムを設置し、料理の入った金属の筒が床下からテーブルの脚を通って各席に届けられるようになるという。

「このアイデアはオープンする前からずっと温めていた」と話すのは経営者のサム・クロフスキー(Sam Crofskey)氏。同店は2010年の地震で被災したが、いくつかの改良点を加えて無事に再開を果たしている。

「再開するにあたって世界で最もすばらしい店を目指した。うちの『気圧バーガー』の管は、他の店とは違う数多いポイントの1つでしかないよ」(クロフスキー氏)

(c)Relaxnews/AFPBB News