【1月3日 AFP】テニス、ブリスベーン国際(Brisbane International 2014)は2日、女子シングルス準々決勝が行われ、大会第3シードのマリア・シャラポワ(Maria Sharapova、ロシア)は4-6、6-3、6-2でエストニアのカイア・カネピ(Kaia Kanepi)を下し、ベスト4入りを果たした。

 シャラポワは試合序盤、エラーを乱発して2012年大会覇者のカネピにリードを許してしまったが、その後持ち直してフルセットで戦いを制した。

 3日に行われる準決勝でシャラポワは第1シードのセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)と対戦する。

 コートの外で不仲であることが有名な女子ツアーの二枚看板、セレーナとシャラポワが公式戦で顔を合わせるのはこれが17度目。

 セレーナはシャラポワとの直接対決では現在13連勝中で、通算では14勝3敗と大きく優位に立つ。

 両選手が直近で対戦したのは昨年の全仏オープン(French Open 2013)決勝で、その際にもセレーナが6-4、6-4でシャラポワを退け、優勝に輝いた。

 セレーナに13連敗中であることについて、シャラポワは「試合のいくつかは接戦だった」と話す。

「これまでの対戦では彼女に勝つために努力してきた。それで成功は収めていないことはわかっているけど、それを塗り替えるためのチャンスをここに設けた。勝てるように力を尽くすつもり」

(c)AFP/Andrew DENT