パレスチナ大使が自宅の爆発で死亡、金庫の防犯装置が作動か チェコ
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【1月2日 AFP】チェコの首都プラハ(Prague)で1日、パレスチナ自治政府のジャマル・ジャマル(Jamal al-Jamal)駐チェコ大使(56)の自宅で爆発があり、同大使が死亡した。プラハ警察は、爆発は事故であり、テロ攻撃ではないとみている。
警察によると、爆発の原因は、大使が開けた金庫の扉に仕掛けられていた防犯装置の可能性が高い。警察関係者はAFPの取材に、「警察が集めた証拠からは、テロ攻撃や、特定の人物が誰かを傷つけたり殺害したりする意図で装置を仕掛けたといったことは示唆されていない」と語った。
昨年10月に就任したジャマル大使は、プラハ北部の住宅に最近引っ越したばかりだった。
パレスチナ外務省によると、爆発が起きたのは1日午前。ジャマル大使が、以前の大使館ビルから新しい大使館に持ち込まれた古い金庫を開けたところ、その数分後に爆発が起きた。
警察関係者は、大使が装置を「誤って操作した」可能性もあると述べ、「犠牲者が死亡したので、原因の解明は難しくなる」と加えた。