【12月27日 AFP】タイ北部ペチャブン(Phetchabun)県ロムサク(Lom Sak)郡で27日午前0時(日本時間同2時)ごろ、40人の乗客を乗せたバスが、深さ30メートルの渓谷に転落し、少なくとも29人が死亡、4人が重体となっている。地元警察が同日、発表した。

 事故を起こしたバスは、北部チェンライ(Chiang Rai)県に向かっていた。ペチャブン県の警察当局者はAFPに対し、「運転手が居眠り運転をしていた疑いがある」と話した。バスは猛スピードで渓谷に突っ込んだとの目撃証言が警察に寄せられているという。転落したバスの車体は大破した。(c)AFP