【12月26日 AFP】汚職疑惑をめぐって3閣僚が辞任に追い込まれたトルコのレジェプ・タイップ・エルドアン(Recep Tayyip Erdogan)首相は25日夜、全閣僚の半数近い10閣僚を交代させる大規模な内閣改造を実施した。首相の辞任を求める声も高まっているが、自身は続投の構えだ。

 内閣改造では、辞任した内相、経済相、環境都市相の3閣僚と欧州連合(EU)相の4人を後任と交代させたほか、法相、運輸相、家族・社会政策相、青年スポーツ相、科学産業技術相と4人いる副首相の1人を入れ替えた。

 内閣改造は、アブドラ・ギュル(Abdullah Gul)大統領との非公開会合で決定された。ギュル大統領は24日から、内閣改造が間もなく行われると表明していた。(c)AFP/Fulya Ozerkan and Dilay Gundogan in Istanbul