米女性200人に1人が「処女懐胎」を告白、調査
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【12月18日 AFP】米国の若い女性を対象にした調査で、200人に1人が処女のままで妊娠したと回答したという、驚くべき結果をまとめた論文が、17日の英医学誌ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル(British Medical Journal、BMJ)で発表された。
米国の若者の性と生殖に関する健康についての長期調査に参加した7870人の女性のうち、約0.5%に当たる45人が、膣性交の経験がないにもかかわらず妊娠したと答えたという。
体外受精(IVF)で妊娠したとの回答はなかった。45人の中には、「流産などで胎児を失ったとの回答もあった」という。
論文は1995~2009年にかけて行われた「若者の健康に関する全米長期調査(National Longitudinal Study of Adolescent Health)」に基づいたもの。同調査の参加者は、対面式ではなくノートパソコンを通じて、性行為や妊娠、避妊方法についての知識、宗教的背景などに関する定期的なアンケートに答えた。
調査に参加した女性たちの親にも性行為や避妊についてどのくらい娘と話をしたか尋ねたほか、女性たちが通った学校にも、学校の授業での性教育の割合などを質問した。この調査は米国の社会的・民族文化的背景をよく反映した信頼のできる調査だと見なされている。