「国境なき僧侶団」結成、京都
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【12月16日 AFP】最初は医師、次に記者、そして今度は僧侶──日本で11日、「国境なき僧侶団」が結成された。
京都市、浄慶寺の中島浩彰(Hiroaki Nakajima)住職によると、結成会合は京都で開かれた。通常、仏教の僧侶は他宗派の僧侶と交流を行わないが、個人の魂と命の救済を大切にする仏教の名の下であれば、協力し合うことができると考えたという。
貧困低減や差別撤廃、災害復興などの活動を行う人々の支援に取り込む方針で、政府や宗派との対立を避けるため活動はゆるやかなグループで行う。また、米SNSフェイスブック(Facebook)にアカウントを開設して広報活動を行う予定だ。(c)AFP