【12月9日 AFP】ローラン・ファビウス(Laurent Fabius)仏外相によると、イスラム教徒とキリスト教徒の衝突で混乱が続く中央アフリカの首都バンギ(Bangui)では、8日までの3日間に400人近くが死亡した。現在は平穏が戻っているという。

 ファビウス外相は8日、国営テレビ・フランス3(France 3)で、「この3日間で394人の死亡を確認した。散発的な暴力は依然として発生しているが、バンギの平穏は取り戻された」と語った。

 フランソワ・オランド(Francois Hollande)仏大統領は国連(UN)決議を受けて発表した仏軍の増強部隊は7日、中央アフリカへの展開を開始している。(c)AFP