【12月8日 AFP】南アフリカ初の黒人大統領、ネルソン・マンデラ(Nelson Mandela)氏が5日に95歳で死去したことを受け、各地で多くの人たちが元大統領にゆかりの場所に集まり、その死を悼む姿が見られた。

 30年近く投獄された元大統領は反アパルトヘイト(人種隔離政策)の英雄として尊敬を集め、20世紀の傑出した政治家の1人と評されている。肺の感染症で重篤な状態となり3か月にわたって入院した後、9月以降はヨハネスブルク(Johannesburg)の自宅で療養していた。

 マンデラ元大統領の葬儀や追悼式典には世界各国の指導者や著名人も参列する予定。今月15日には、故郷の村クヌ(Qunu)で遺体が埋葬される。(c)AFP