【12月8日 AFP】13-14ドイツ・ブンデスリーガ1部は7日、第15節の試合が行われ、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)は7-0でヴェルダー・ブレーメン(Werder Bremen)に大勝した。

 ジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督の指揮下では最大となるマージンで勝利を収めたバイエルンは、2012年10月から続くブンデスリーガでの負けなしの状態を保ち、リーグ無敗記録を40に伸ばした。

 この試合ではフランク・リベリ(Franck Ribery)が2度のアシストと2度のゴールを決めてチームを勝利にけん引する活躍を見せ、世界年間最優秀選手「FIFAバロンドール(FIFA Ballon d'Or)」選出の可能性をさらに高めた。

「みんな喜んでる。しかしこのままこの勢いを保つようにしなければいけない」とリベリは語った。昨季の欧州王者であるバイエルンは、10日に本拠地で欧州チャンピオンズリーグ2013-14(UEFA Champions League 2013-14)のグループリーグ、マンチェスター・シティ(Manchester City)戦を控えている。

「うちのチームの選手はみんな素晴らしい心意気をもっている。だからプレーしていてとても楽しい」

 またグアルディオラ監督は試合後、「チームにありがとうと言わなければいけない。本当にとてもいいプレーをした」とコメントした。

「このチームを指揮できて光栄な試合だった。でもブレーメンが実力をフルに発揮していなかったことは否めない」

 ブレーメンはここ10試合で2勝しか挙げておらず、リーグ14位に順位を下げている。

 試合は前半21分、先月あばらを負傷して以来初めてリーグ戦で先発出場したリベリが放ったクロスが、ブレーメンのアサニ・ルキミャ(Assani Lukimya)のオウンゴールを誘い、バイエルンが先制した。

 その後バイエルンは、同27分にダニエル・ファン・ブイテン(Daniel van Buyten)がヘディングシュートを決めて追加点を得ると、同38分にリベリがトーマス・ミュラー(Thomas Mueller)のクロスをネットに押し込み、スコアを3-0とした。

 後半15分にはリベリのお膳立てからマリオ・マンジュキッチ(Mario Mandzukic)がゴールを挙げ、その6分後にはミュラーがチーム5得点目を決めた。

 同37分にリベリがデヴィッド・アラバ(David Alaba)のアシストから素晴らしいプレーで得点を追加すると、試合終了間際にはマリオ・ゲッツェ(Mario Goetze)が疲れ果てた相手ディフェンダーを破って7-0とし、試合を締めくくった。(c)AFP