【12月2日 AFP】イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)を題材としたドキュメンタリー映画のプレミア上映会が1日、英ロンドン(London)で行われ、デビッド・ベッカム(David Beckham)氏らユナイテッド黄金期の象徴である6人が登場した。

 映画は『The Class of 92(原題)』と題されたドキュメンタリーで、マンチェスター・ユナイテッドを英国の一クラブから世界的なクラブへと変貌させたであろう、伝説的な1992年のユースチーム出身の面々を追い、活躍の舞台裏を明らかにする作品となっている。

 大勢のファンが見つめる中、レスター・スクエア(Leicester Square)のレッドカーペットでインタビューに応じたベッカム氏は、家族とともに映画を観たらきっと感情が高ぶるだろうとコメントした。

 妻のヴィクトリア(Victoria)さん、息子のブルックリン(Brooklyn)くん、ロメオ(Romeo)くん、クルーズ(Cruz)くんを伴ったベッカム氏は、「きっと母は涙ぐんでしまうだろうね」とコメントした。

 38歳になったベッカム氏は、「どんな時も僕らは一緒で、良い時もあれば、良くない時もあり、難しい時期もあった。でもそれも映画の一部だし、僕ら6人の歴史の一部だ。だからこそ、こんなにも素晴らしい物語になった」と解説した。

 上映会にはギャリー・ネビル(Gary Neville)氏とフィル・ネビル(Phil Neville)氏の兄弟、元MFのニッキー・バット(Nicky Butt)氏、今もトップチームでプレーするライアン・ギグス(Ryan Giggs)、前シーズン引退したポール・スコールズ(Paul Scholes)氏の5人も姿を見せた。

 作品は、昨シーズン監督業を引退したアレックス・ファーガソン(Alex Ferguson)氏の下、強豪マンチェスター・ユナイテッドにおいても類を見ない黄金期にスター選手となった6人に焦点を当てている。(c)AFP