【12月2日 AFP】シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)は1日、シリア北部の都市で政府軍が2日連続で空爆を実施し、合わせて50人が死亡したと発表した。

 同監視団によると、シリア北部アレッポ(Aleppo)県にある反政府派制圧下にある都市バーブ(Al-Bab)で1日、爆発物を詰めたたるがヘリコプターから投下され、女性2人と子ども4人を含む少なくとも24人が死亡した。

 同市では前日の11月30日にも、同じような空爆があり、少なくとも26人が死亡している。

 国営シリア・アラブ通信(SANA)は、「シリア軍部隊がバーブにある(反体制派の)イスラム裁判所の本部を特殊作戦により破壊した」と伝えたが、その他の詳細は報じていない。(c)AFP