【11月28日 AFP】ソニーコンピュータサイエンス研究所(Sony Computer Science Labolatory)は28日、かつら型のウエアラブル(装着型)端末「スマートウィッグ(SmartWig)」の写真を公開した。

 スマートウィッグにはプレゼンテーション用、ナビゲーション用、センサー用の3タイプがあり、プレゼンテーション用ではもみあげを引っ張ることで、レーザーポインター操作やスライドショーのページめくりなどができる。

 GPS(全地球測位システム)搭載のナビゲーション用では、かつらの異なる部分が微細に振動し、ユーザーを望む行き先へと導く。センサー用は体温や血圧、脳波などを測定することができる。

 ソニー広報によると、すでに米国と欧州連合(EU)で「スマートウィッグ」の特許を出願したという。(c)AFP