スコットランド首相、独立国家の「青写真」を発表
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【11月26日 AFP】スコットランド行政府のアレックス・サモンド(Alex Salmond)首相は26日、2014年9月に行われるスコットランドの独立を問う住民投票に向け、独立国家の青写真をまとめた白書を発表した。
「スコットランドの未来は今、スコットランドの手にある」とサモンド首相はグラスゴー(Glasgow)で、670ページに及ぶ白書を手に笑顔を見せた。
白書は、スコットランドが独立国家となった際の通貨や税制、育児、福祉、その他の制度について初めて計画の詳細を記したもの。
スコットランド民族党(Scottish National Party、SNP)党首でもあるサモンド首相は、「より豊かでより公平な国」をつくりたいと語った。
一方、英国のデービッド・キャメロン(David Cameron)政権は、300年以上続いたイングランドとスコットランドの連合を維持するキャンペーンを展開している。
住民投票は14年9月18日に行われる。(c)AFP