【11月26日 AFP】最も低年齢で12歳からの子どもたちが、他の子どもたちに対して「衝撃的」な性的虐待をしているとの報告書を、英当局が26日、発表した。

 英国のイングランド児童委員事務所(Office for the Children's Commissioner for England)の報告書によると、一部地域、とりわけギャング団の間ではレイプが「通常であり不可避である」という。また、報告書によると、英国内でギャングや集団による性的搾取の被害を受けた子どもの数は2409人に上ったという。

 同事務所のスー・ベレロウィッツ(Sue Berelowitz)氏は、2年間に及ぶ調査で「われわれは、子どもたちが他の子どもたちにレイプを含む性的暴行を行っていることを示す非常に痛ましく衝撃的な証拠を得た」と述べ、「極めて高いサディズム」の実態が明らかになったと語った。(c)AFP