【11月26日 AFP】米プロバスケットボール協会(NBA)のシカゴ・ブルズ(Chicago Bulls)は、所属するデリック・ローズ(Derrick Rose)が今季いっぱい戦列を離脱することを明らかにした。

 25日に受けた右膝の手術は成功したという。

 2010-11シーズンのシーズンMVPに選出されたローズは、昨季も左膝前十字靱帯の断裂によりシーズンすべてを棒に振った。今シーズン復帰を飾ったものの、22日に95-98でブルズが敗れたポートランド・トレイルブレイザーズ(Portland Trail Blazers)戦の第3クォーター中に右膝を負傷した。

 現在25歳のローズは、23日に右膝のけがが重傷であることを知ったものの、今シーズン中に復帰ができることを願っていた。

 しかしラッシュ大学医療センター(Rush University Medical Center)で手術を受けた後、今季中の復帰は不可能であると判断された。

 ローズは今シーズン10試合で、1試合平均15.9得点4.3アシスト3.2リバウンドという成績を残した。

 24日にローズの離脱後初の試合を迎えたブルズは、ロサンゼルス・クリッパーズ(Los Angeles Clippers)に82-121で敗れ、シーズン戦績を6勝6敗としている。(c)AFP