日本、オランダ相手に追いついてドロー
このニュースをシェア
【11月17日 AFP】(写真追加)サッカー国際親善試合は16日、各地で行われ、日本は2-2でオランダと引き分けた。
後半に素晴らしい内容を披露した日本が2点差を追いつき、オランダ相手に引き分けに持ち込んだ。
クリスタル・アレーナ(Cristal Arena)で行われたW杯ブラジル大会(2014 World Cup)出場を決めている両チームの対戦は、オープンな展開となり、前半はオランダが主導権を握った。
オランダは前半13分、ドイツ・ブンデスリーガ1部のハンブルガーSV(Hamburg SV)に所属するラファエル・ファン・デル・ファールト(Rafael Van der Vaart)が最初の好機を生かし、日本のGK西川周作(Shusaku Nishikawa)から先制点を奪った。
そして同39分にオランダは、ファン・デル・ファールトのパスからバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)のアリエン・ロッベン(Arjen Robben)が追加点を挙げたが、日本は前半終了間際に所属クラブで得点を稼いでいる大迫勇也(Yuya Osako)のゴールで1点を返し、前半を折り返した。
迎えた後半15分、日本は流れるようなパス回しから最後は本田圭祐(Keisuke Honda)がシュートを決めて同点に追いつくと、ウェズレイ・スナイデル(Wesley Sneijder)とロビン・ファン・ペルシー(Robin van Persie)が不在のオランダを相手に終盤は逆転のチャンスも作った。
オランダのルイス・ファン・ハール(Louis van Gaal)監督は、「前半はとても良かったが、後半は前に出られなくなった。問題を分析し、今後の試合で解決する必要がある」とコメントした。
オランダ代表は19日にアムステルダム(Amsterdam)でコロンビアと親善試合を行い、日本はブリュッセル(Brussels)で同日、ベルギーと対戦する。(c)AFP