【11月13日 AFP】米国の新しい駐日大使に就任するキャロライン・ケネディ(Caroline Kennedy)氏は、日本をアジアで「最も重要な同盟国」と語った。

 父親のジョン・F・ケネディ(John F. Kennedy)元大統領の暗殺から50年となる今月22日を前に、15日に来日するキャロライン・ケネディ氏は、在日米国大使館のウェブサイトで公開されたビデオメッセージの中で、「公務に尽くす家庭に育った私は真摯(しんし)な対話と協力を通じ困難を解決する人々の姿を見てきました」「大使として日米の緊密な友好関係、戦略的同盟・経済的協力を発展させていきます」と述べた。

 ケネディ元大統領の子どもで唯一存命しているキャロライン・ケネディ氏には外交官の経験はない。だが、日本が中韓との領土問題に巻き込まれ、 米国が野心的な環太平洋連携協定(Trans-Pacific PartnershipTPP)などを通じてアジアへの関与を強めようとする中、重要な役割を担うことになる。(c)AFP