【11月12日 Relaxnews】それは次のフライトを待つ旅行者がリラックスするためかもしれないし、ビジネスミーティングや短期的なワークスペースとして利用するためかもしれない──。なんと昼のみの短時間利用に部屋を貸し出す「マイクロステイ」を提供するホテルが増えている。

 WTMグローバル・トレンド・リポート2013(WTM Global Trends Report 2013)の著者らによると、ホテルチェーン大手マリオット(Marriott)などのホテルでは、宿泊するのではなく、出張中のビジネスマンがミーティングなどを行えるよう支援するサービス「オンデマンド・ワーク・スペース(Workspace on Demand)」を提供。時間単位で客室を借りることができるという。

 また、昼間の客室利用は、長い乗り継ぎ時間を待つ旅行者にも、休息を取ったりロマンチックなひと時を楽しんだり、また、スパ・トリートメントを満喫するなど、人気急上昇中だ。

 マイクロステイの人気上昇で、通常の宿泊料金の最大70%オフで数時間、部屋を貸し出すブティックホテルを一覧表示してくれるオンライン予約サイトDayuse-hotels.comも登場している。

 同レポートによると、ビジネス関連のマイクロステイが最も盛んなのは米国と英国で、西欧でも流行の兆しが見られ始めているという。(c)Relaxnews/AFPBB News