【11月11日 AFP】イランのアリアクバル・サレヒ(Ali Akbar Salehi)原子力庁長官は11日、イランの核開発問題に関連した懸案事項の解決に向けた「協力のためのロードマップ」について国際原子力機関(International Atomic Energy AgencyIAEA)と合意に達したと発表した。

 イランを訪問中の天野之弥(Yukiya Amano)IAEA事務局長とテヘラン(Tehran)で合同記者会見を開いたサレヒ長官は、「さまざまな分野におけるイランとIAEAのいっそうの協力について上首尾な交渉ができた」と語り、「この結果、協力のためのロードマップを設定する合同声明で合意に至った」と述べた。

 サレヒ長官の会見は英語衛星テレビのプレスTV(Press TV)で生中継された。(c)AFP