【11月10日 AFP】ラグビー国際親善試合は9日、エディンバラ(Edinburgh)のマレーフィールド(Murrayfield)で行われ、日本代表は17-42でスコットランド代表に敗れた。

 日本は後半に2度の追い上げを見せたものの、最後はスコットランドが勝利を収めた。

 前半を11-3とリードして折り返したスコットランドは、福岡堅樹(Kenki Fukuoka)が2トライを記録した日本に1点差まで詰め寄られた場面が2度あったが、最後の25分間で4トライを奪って突き放した。

 スコットランドはホーム初出場を飾ったトミー・シーモア(Tommy Seymour)が2トライ、クレイグ・レイドロー(Greig Laidlaw)、アラスデア・ディッキンソン(Alasdair Dickinson)、ダンカン・ウィアー(Duncan Weir)、ショーン・ラモント(Sean Lamont)がそれぞれトライを奪い、合計6トライを記録した。

 日本は前半37分に五郎丸歩(Ayumu Goromaru)がペナルティーキックを決めると、後半開始直後には福岡のトライと五郎丸のコンバージョンでスコアを10-11の1点差まで詰め寄った。

 それから4分後、スコットランドはレイドローの得点でスコアを18-10として再びリードを広げたが、日本はまたしても福岡のトライと五郎丸のコンバージョンが決まり、17-18の1点差まで迫った。

 その後はスコットランドが主導権を握り、シーモアがこの日2度目のトライを奪うと、レイドローのコンバージョンは外れたものの、その勢いは衰えることはなく、途中出場のディッキンソンのトライ、レイドローのコンバージョンでスコアは30-17となった。

 そしてスコットランドは途中出場のウィアーが追加点を挙げたあと、試合時間残り2分としたところでラモントのトライ、そしてウィアーのコンバージョンが決まり、日本を寄せ付けなかった。(c)AFP