【11月10日 AFP】男子テニス、ATPワールドツアー・ファイナル(ATP World Tour Finals 2013)は9日、ロンドン(London)のO2アリーナ(O2 Arena)で6日目が行われ、大会第2シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は7-6、4-6、6-3で第8シードのリシャール・ガスケ(Richard Gasquet、フランス)に勝利した。

 ガスケを退けてグループBを全勝で終えた前年覇者のジョコビッチは、準決勝でスタニスラス・ワウリンカ(Stanislas Wawrinka、スイス)と対戦する。

 世界ランク2位につけるジョコビッチは、ガスケを下したことでシングルスの連勝を20まで伸ばしており、今大会では通算3度目のファイナル制覇を目指している。

 3年連続でシーズン70勝を記録し、グループBの首位通過を確定させていたジョコビッチだが、2連敗でグループ敗退が決まっていたガスケを相手に油断を見せることは一切なかった。

 ジョコビッチは今年の全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2013)と全米オープン(The US Open Tennis Championships 2013)での激戦を含め、ここまで対ワウリンカ戦で13連勝している。(c)AFP/Steven GRIFFITHS