【11月6日 AFP】ドイツ外務省は5日、首都ベルリン(Berlin)の英国大使館で通信傍受が行われていたとの報道を受け、ギド・ウェスターウェレ(Guido Westerwelle)外相が駐独英大使を外務省に呼んだことを明らかにした。

 英紙インディペンデント(Independent)は5日、ベルリンにある首相府から遠くない場所に英国のスパイ施設が設けられていると報じていた。報道を受け独政府は英側に説明のため外務省に出向くよう要請した。欧州連合(EU)加盟国間でこうしたことが起こるのは異例のことだ。

 在独英大使館のウィリアム・ガットワード(William Gatward)報道官はAFPに対し、大使が外務省に出向いたことを認めたが、詳細については言及を避けた。(c)AFP/Kate Millar