【11月5日 AFP】インド初の火星ミッションは5日、ロケットで打ち上げられた火星探査機が打ち上げから44分後に地球の周回軌道に入り、第1段階を完了した。インド宇宙研究機関(Indian Space Research OrganisationISRO)が発表した。

 ISROのコッピリル・ラダクリシュナン(Koppillil Radhakrishnan)氏は、打ち上げられたロケットが火星周回軌道探査機「マーズ・オービター(Mars Orbiter)を極めて正確に地球の楕円(だえん)軌道に乗せた」と、管制室から述べた。

 ISROは、探査機を地球周回軌道上で周回させ、その間に速度を上げて地球の引力から脱出、火星への周回軌道に乗せる計画だ。(c)AFP