米国務長官がクーデター後のエジプトを初訪問
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【11月4日 AFP】ジョン・ケリー(John Kerry)米国務長官は3日、ムハンマド・モルシ(Mohamed Morsi)前大統領が解任させられた軍事クーデター後のエジプトを初めて訪れ、米国はエジプトの暫定政府と協力すると語った。
ケリー氏はエジプトのナビル・ファハミ(Nabil Fahmy)外相との共同会見で、「われわれは暫定政府との協力を続けていく」と語った。また、同国の民主化へ向けて「包括的で自由で公平な選挙」の実施を促した。
米政府は先月、エジプトへの年間15億ドル相当の援助の一部を停止すると発表したが、ケリー国務長官は「米エジプト関係は援助で語られるべきではない」と述べた。直接援助は行われ続け、「テロとの戦い」のための支援も行うと語った。 (c)AFP/Jo Biddle