【11月1日 Relaxnews】米格安航空会社ヴァージン・アメリカ(Virgin America)が、米人気ミュージカルドラマ「グリー(Glee)」風の歌とダンスを用いた、最新の機内向け安全ビデオを公開した。一風変わった安全ビデオといえば、ニュージーランド航空(Air New Zealand)のものがよく知られているが、ヴァージン・アメリカのビデオはこれに対抗したものと思われる。

 ジャマル・シムズ(Jamal Sims)さんとクリストファー・スコット(Christopher Scott)さんの振り付け・演出で製作された5分間のビデオには、踊りながら安全規則を解説する客室乗務員、ラップで非常時の酸素マスクの着用方法を教えてくれる子ども、ロボットダンスでライフジャケットについて説明するスーツを着た乗客などが登場する。

 10月29日の公開後、ヴァージン・アメリカの安全ビデオには1日で約43万5000のアクセスがあった。

 同様の機内ビデオをめぐっては、映画『ホビット 思いがけない冒険(The Hobbit: An Unexpected Journey)』とタイアップするなど、ニュージーランド航空が他の航空会社を一歩リードしている感があり、今年も新たなビデオを公開したばかりだ。ヴァージン・アメリカの安全ビデオはその直後に公開された。(c)Relaxnews/AFPBB News