【11月1日 AFP】カナダ・モントリオール(Montreal)の空港で10月31日、荷物として持ち込まれたカボチャの中からコカインが見つかり、このカボチャを持ち込んだ旅行者の女の身柄が拘束された。女はそのまま連邦警察に引き渡された。

 カナダ国境サービス庁(Canada Border Services Agency)によると、問題のカボチャが見つかったのはモントリオール・ピエール・エリオット・トルドー国際空港(Montréal-Trudeau Airport)で、到着した旅行客の女が持ち込んだカボチャ3個の重量が不自然に重かったことから、X線撮影を行ったところ、内部にコカインの入った袋が複数詰められていたことが分かったという。

 同庁は声明で「カボチャの中から、キャンディーではなく約2キロのコカインとみられる薬物が詰め込まれていた」と発表し、「ハロウィーンの日のめずらしい押収物」と説明した。

 容疑者および薬物は、カナダ連邦警察(Royal Canadian Mounted PoliceRCMP)に引き渡された。女の国籍は発表されていない。

 2013年、同空港では173件の薬物の押収があった。うち10件はコカインで、計44キロが押収されている。(c)AFP