スー・チー氏、ローマ名誉市民に 決定から19年後授与
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【10月28日 AFP】ミャンマーの最大野党、国民民主連盟(NLD)のアウン・サン・スー・チー(Aung San Suu Kyi)党首は27日、訪問中のイタリア・ローマ(Rome)で名誉市民の称号を授与された。称号の授与は1994年に決まっていたが、スー・チー氏が過去20年のほとんどを自宅軟禁下に置かれていたため、決定から19年を経てようやく授与が実現した。
伊ローマの市庁舎で行われた授与式典でスー・チー氏は、自分は何も特別なことはしておらず、ただ人生の中で「さまざまな選択」をし「あきらめなかった」だけだと述べた。
スー・チー氏は授与式典の前に、ローマ・カトリック教会のフランシスコ(Francis)法王に謁見。この後、ボローニャ(Bologna)でも名誉市民の称号を授与されることになっている。(c)AFP