ファーガソン氏監督復帰の可能性?ベンゲル氏が語る
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【10月26日 AFP】イングランド・プレミアリーグ、アーセナル(Arsenal)のアーセン・ ベンゲル(Arsene Wenger)監督が25日、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)のアレックス・ファーガソン(Alex Ferguson)前監督が復帰したとしても驚かないと話した。
昨シーズンをもって26年間務めたユナイテッドの監督を引退したファーガソン氏は、今週自伝を発表。本には元選手のデビッド・ベッカム(David Beckham)氏やロイ・キーン(Roy Keane)氏、リバプール(iverpool FC)のスティーブン・ジェラード(Steven Gerrard)、指導者のラファエル・ベニテス(Rafael Benitez)氏などを辛辣に非難する下りもあり、メディアに注目を浴びている。
特にベンゲル監督については丸々1章が割かれており、「ベンゲルとの競争(Cometing with Wenger)」と題されたそのセクションでファーガソン氏は、2004年10月にオールド・トラフォード(Old Trafford)でユナイテッドがアーセナルのリーグ戦49連勝にピリオドを打ったという有名な試合を軸に、ベンゲル氏との関係について語っている。
ベンゲル監督とファーガソン氏は時としてぶつかり合うこともあったものの、現在は友好的な関係にあるという。
ファーガソン氏が引退した今、現役の指揮官としてリーグ最長キャリアを持つベンゲル監督は、かつてライバルだったファーガソン氏にとって、あっさりとサッカーから足を洗うのは難しいことなのではないかと考えている。
さらにベンゲル監督は、6か月以内にファーガソン氏は引退を考え直すのではないかとの見解を示す。
「6か月以内には(ファーガソン氏が監督に戻るかどうかが)判明すると思う。その可能性がゼロだとは言い切れない」とベンゲル監督は語った。
「30年間もドラッグをやり続けて、突然止めるのは難しいのと同じだ」
また、ファーガソン氏の自伝が論争を巻き起こしていることから、自身はまだ自叙伝は執筆しないとベンゲル監督は話している。(c)AFP