ツイッターで政権中傷、米ホワイトハウス高官を解雇
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【10月24日 AFP】米ホワイトハウス(White House)の国家安全保障担当だった高官が、マイクロブログのツイッター(Twitter)上でバラク・オバマ(Barack Obama)政権を中傷する投稿を繰り返していたとして解雇されたと、米メディアが22日報じた。
ニュースサイト「デーリー・ビースト(Daily Beast)」によると、ホワイトハウスの国家安全保障会議(National Security Council)で核不拡散に向けた取り組みを担当していたジョフィ・ジョセフ(Jofi Joseph)氏(40)は、「@NatSecWonk」のアカウント名でツイッターに投稿されていた中傷コメントの発信者と特定された後に解雇された。
このアカウントは、オバマ政権と共和党議員らのほか、保守派の政治評論家に対する中傷ツイートを繰り返し発信していたという。
中傷の対象には、オバマ大統領の親しい友人でもあるバレリー・ジャレット(Valerie Jarrett)大統領上級顧問や、外交政策のスピーチライター(演説原稿作成者)、ベン・ローズ(Ben Rhodes)氏のほか、ジョン・ケリー(John Kerry)国務長官も含まれていたという。
ニュースサイト「ポリティコ(Politico)」が掲載したジョセフ氏から電子メールで送付されたという声明は、「信頼に背いたことを深く後悔している」と言明。問題のアカウントについて「米政治文化のパロディーとして始めたものだったが、次第に不適切で悪意のあるコメントに変わっていった。全責任は私にある。侮辱した全ての人々に誠意を持って謝罪する」と述べている。(c)AFP