【10月22日 AFP】インド東部ビハール(Bihar)州の小学校で、7月に猛毒の殺虫剤が混入した給食を食べた児童23人が死亡した事件で、この小学校の校長夫妻が21日、殺人罪などで訴追された。

 今年7月16日に同州の貧しい村にある小学校で起きた事件では、4~12歳の児童が校内で調理された給食を食べた直後に次々と体調を崩した。

 地元警察当局によると、校長のミーナ・デビ(Meena Devi)容疑者と夫のアルジュン・ライ(Arjun Rai)容疑者は、殺人や殺人未遂など少なくとも5件の罪に問われている。

 警察は、容疑者夫妻が事件発生2日前に殺虫剤を購入し、調理器具が置いてある部屋で保管した後に、意図的に給食に混ぜて児童らに食べさせたとみている。(c)AFP