偽造文書で堂々出獄し逃亡、終身刑の受刑者2人を逮捕 米国
このニュースをシェア
【10月21日 AFP】米フロリダ(Florida)州で19日、釈放を認める公文書を偽造して出獄し逃走していた終身刑の受刑者2人が逮捕された。
フロリダ州捜査当局によると、いずれも殺人罪で終身刑の判決を受けて服役していたジョセフ・ジェンキンス(Joseph Jenkins)受刑者(34)とチャールズ・ウォーカー(Charles Walker)受刑者(34)は同州パナマシティー・ビーチ(Panama City Beach)のモーテル、ココナッツ・グローブ・モーター・イン(Coconut Grove Motor Inn)で現地時間午後6時40分ごろ、逮捕された。
2人は同州カラベル(Carrabelle)にある同じ刑務所で服役していたが、以前から知り合いだったかは不明という。ジェンキンス受刑者は9月27日に、ウォーカー受刑者は10月8日に釈放された。2人が早期に釈放される可能性は全くなかったことから、遺族は釈放のニュースに驚き、報復を恐れて当局に早急な解決を求めていた。
2人が出獄できた経緯もまだはっきり分かってはいないが、米メディアは2人が使用したという減刑を認める内容の偽造公文書の写真を公開している。(c)AFP