【10月21日 AFP】13-14フィギュアスケートGPシリーズ開幕戦スケート・アメリカ(Skate America 2013)は20日、米ミシガン(Michigan)州デトロイト(Detroit)のジョー・ルイス・アリーナ(Joe Louis Arena)で女子シングル・フリースケーティング(FS)が行われ、ショートプログラム(SP)で首位に立った浅田真央(Mao Asada)は131.27点を記録し、合計204.55点で優勝を飾った。

 世界選手権を2度制している浅田は、これでGPシリーズの6大会とGPファイナルの全てで金メダルを手にした選手となった。

 FSでの浅田は完璧ではなかったが、ジャンプ、着氷、ステップで審判への印象を高めて勝利した。3回転アクセルでは転倒し、3回転ルッツでは両足着氷となった浅田だが、その分を演技の技術的な難易度の高さで埋め合わせた。

 米国のアシュリー・ワグナー(Ashley Wagner)が合計193.81点で2位に入り、ロシアの14歳エレーナ・ラディオノワ(Elena Radionova)が合計183.95点で3位に続いた。

 フィギュアスケート全米選手権(Prudential U.S. Figure Skating Championships)を連覇しているワグナーは3回転フリップ、3回転トーループの連続ジャンプを前日に続いて成功させ、2位に入った。

 一方、ジュニアで世界王者になったラディオノワは、シリーズ初出場だった。

 日本勢は、男子シングルスでも町田樹(Tatsuki Machida)が優勝している。(c)AFP